ハゲというと人聞きが悪いです。
これからは『ボウズ』と読んでください。
ハゲている人は思い切ってボウズにしましょう!
私は32歳の男です。
ハゲの始まりは20代前半から。
10代の時のカラーや脱色がモロに
今日のハゲをバックアップしまくりました。
ハゲからではなく薄毛が20代前半の若い私を襲いかかりました。
ハゲの進行は早く、恐ろしく早く、不毛の大地を広げていきます。
ハゲに逆襲をしようと、発毛シャンプーだ、育毛剤だのいろんな
ものを試したがそれをあざ笑うかのようにハゲのあんちきしょうは
私の頭に集中砲火を浴びせてきます。
M字ハゲとか言いますが、M字どころじゃありません。
M字とO字(頭のてっぺんからのハゲ)も容赦ありません。
ハゲ連合に完全に板ばさみとなった私の愛しくも切ない髪の毛、
いや神の毛様たちの抵抗もむなしくハゲの前に敗れ去っていきました。
まさにハルマゲドン。略してハゲドン。
その頃のハゲと戦う私には「刹那」という言葉がよく似合っていました。
ハゲの広がるスピードは、たとえるならば、
まるで砂漠が緑の大地を飲み込んでいくような・・・
ナウシカで言いうと腐海に沈む大地・・・
かつら、ヅラも考えました。結構マジで考えました。
発毛や育毛、増毛も本気で取り掛かりました。
プロピアのヘアコンタクトも考えました。
植毛は高いので見てみぬふりをしていました。
『悩み無用』にも電話しました。
ハゲザンス・・・じゃなくアデランスにも電話しました。
全てあれです。
『地獄の沙汰も金次第』
なのです。
28,9歳になった私は神の毛様との共存をあきらめました。
もはや残された道はタダ一つでした・・・
植毛・育毛・発毛・増毛を考えるハゲおやじ
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